ATTA BOYS 理念

生きる力とは・・・
学習指導要領では「知・徳・体のバランスのとれた力のこと」と表現しています。
知＝確かな学力
徳＝豊かな人間性
体＝健康・体力

以上を踏まえた上で
私達が考える生きる力とは・・・
「自分で考えて決断する、行動する力」であると考えます。

人が生きていく上で最も大切なことは、自分のみを守ることであり、他人を傷つけないことです。
よって、危険を察知する能力、危機を回避する能力を身に着けて、他人を思いやり共に生きていく姿が大切であると考えます。

時代が進み、豊かで便利な世の中になって、「察知しなければならない」場面が大幅に減りました。
天気予報が今ほど正確ではなかった時代、農業や漁業で生計を立てていた人たちは、風を読み天気を予測しました。
山で仕事している人たちは、わずかな変化、気配を感じ取り動物が近くにいるか予測しました。
そのような状況に置かれたとき、人間は本当の意味での「生きる力」が発揮され、自然と「決断して行動」します。
さまざまな情報が手に入る今日、情報に頼りすぎる、指導者が教えすぎることは、一番大切な「生きる力」を養うという観点からは逆行しているように思います。

本来もっている野性的な勘・・・
ドミニカ共和国の暮らしから学ぶ・・・

幼少期に自分で考えて行動する習慣をつけること、課題を解決するために失敗を繰り返すという習慣をつけることは、その後の人生において大きなアドバンテージを得ます。もちろん野球が上手になるという点においても、「生きる力」は重要な要素です。

野球のゲームは、相手や仲間の心を察知する、自分から仕掛けたり相手に合わせたりする、失敗を次に活かすことで優位になる、という連続で瞬時に判断したりじっくり考えたりというまさに「生きる力」の要素がふんだんに盛り込まれています。

野球をすることで生きる力を身に着けることで出来ることが増え日常生活が豊かになる、そのことでまた野球が上手くなる、そのようなよい循環をAtta Boysで作っていただきたく思います。