この3連休は、軟式少年野球の団体にアカデミーグラウンドを使っていただきました。私は、グラウンドキーパーに徹しました。そこで見えてきた光景や感じた事をお話します。
その前に、日頃からお世話になっているJリーグのグラウンドキーパーの方が、いつも仰っている事をお話します。日本のグラウンドキーパーの立場が、そんなに高くないという現実があるようです。(阪神園芸さんは黒土部分の管理で有名ですが、ここでは芝生管理に焦点をあてます)
ヨーロッパでのサッカー現場、アメリカのゴルフトーナメント、MLBの試合前には、先ずグラウンドキーパーが紹介されたり、行進したりするそうです。よく考えてみると当たり前で、試合できるのは、その方々が整備して環境を整えてくれているからです。「それはその人たちの仕事でしょ」という考えのアメリカでも、グラウンドキーパーの方々へ敬意を払って、最初に紹介することが多いようです。
本題に戻します。私たちのグラウンドでは、ドジャースタジアムと同品種の天然芝(TAHOMA31)を採用し、素人管理ながら大切に育てています。当然、フィールド内の同じ場所で、同じ動きを繰り返すと(素振りやピッチャーの投球動作)芝生はちぎれて禿げます。今の時期は特に、そうなってしまうと砂を入れるしか処置できず、夏にならないと芝生が生えません。
子どもたちには、ノーストレスで思いきり野球を楽しんでほしいと思っています。例えば試合前の素振りなどは、隣に土のスペースがあるので、周りの方が少し気をつけてくれると嬉しいなと思って見ていました。
何より、芝生でプレーする事が少ない小学生です。芝生が禿げたら戻るのに何が必要か、どのくらいの期間がかかるか等、体験する場も学ぶ場もありません。世界の野球は芝生の上でプレーすることがスタンダードですので、私たちのグラウンドでそのような事も今後伝えていければと思っています。
お互い少しの気遣いや気づきで、気持ちよく過ごせるのは、何事も共通ですね。
☆生きる力ポイント 

こうしたらどうなる、想像力豊かに過ごす