私が小さい頃、大人と話すのが得意な子がいました。とにかく、おじさんでもおばさんでも、おばあさんでも話かけては、話し込みます。そして、大人たちはその子を、「たくさん話してくれて愛嬌のある可愛い子」という評価をしていました。因みに私は大人と話すことがとても苦手でした。
時が経ち、20歳を過ぎた頃、小学校の教員免許を取得する過程で、神奈川県内の幼稚園で実習をしました。その時、実習生の私に熱心に話しかけてくる幼児がいました。私は、何も気にせず、その子と話していると、園長先生に注意されました。「大人に話しにくる子は、子どもたちの輪に入れていない可能性がある、私たちの役目は子どもたちの輪の中に返してあげることです」という内容でした。
もちろん、SOSを発している場合などは除いてですが、子どもの世界の中で、どう生きて行くかがとても大切です。必要以上に大人が介入することは避けなければなりません。
ほどよい距離感を意識しながら指導にあたりたいと思います。
☆生きる力ポイント

セーフティーネット(大人)があるので、子どもの世界でハッスルする