壁当て練習の際の地面は、コンクリート?土?石ころ?つまりはデコボコです。当然、不規則にボールが跳ね予想がつきません。そのような状況でも、子どもたちは慣れてくれば上手に捕球し、より難しくしようと、ボールを壁に向かって思いきり投げます。
人工芝など、ボールが規則的に転がる環境で守備練習をすることは大切です。どのようにボールが来るのかイメージをして、体をイメージ通りに動かします。
一方、どうような跳ね方をするか分からない状況で練習をするということも、同じくらい大切だと考えます。「反応」「判断」「瞬発力」「センス」このあたりをフルに使い、磨かれることでしょう。
完璧ではない環境で、プレーする事で、より多くの事を考えなければなりません。これは、私たちの意図する所、子どもたちに最も身につけてほしい能力です。
子どもたちの能力を最大限に引き出し、技術の引き出しも増やせるよう、日々私たちも新たなメニューを模索します。
☆生きる力ポイント
どのような環境でも生きていく